  南半球からシベリアへ向かう長い長い渡りの途中。エサを採ったり、羽づくろいをしたりといそがしい。 羽づくろいの中でやる頭かきにも二通りあって、この鳥は翼の下から足を出す間接頭かきではなく、直接頭かきと呼ばれるやりかた。 なにやら目を閉じたりして、くつろいでいるような気配である。
(撮影)2008.04.13 福岡市東区和白 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
  4月も終わりに近づき、シギ・チドリの春の渡りはピークを迎える?はずだが、和白は沈黙の春状態。 いないときは、ほんとうに何もいない。これを写した4月13日以降、二度の週末はまともにシギ・チドリを見る機会なし。 なんだかうすら寒い思い。
(撮影)2008.04.13 福岡市東区和白 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
  春になると干潟でえさをとるツグミの姿を見る機会か多くなる。 エサの取りかたはチドリそっくり。すたすたと歩いて立ち止まったかと思うと、器用にゴカイを引っぱり出す。
(撮影)2008.04.13 福岡市東区和白 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
 もう10年くらい前、”エド”というカリフォルニアからバードウォッチングに来た米国人を案内して、今津をうろうろしたのを思い出す。 そう、ちょうどこの場所でタシギが同じように出てきて、Snipe!Snipe!と言っていた。 英語はいまだにさっぱりダメだが、鳥の名前だけはすんなり英語で耳に入ってくる。
(撮影)2008.04.13 福岡市西区今津 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
 ☆レンゲ ほんとうはゲンゲというらしい。  ☆カラスノエンドウ サギたちがエサを探しつつ抜き足差し足であるく田んぼには、春の野の花が咲く。例によって、超望遠で足元の花を写す。
(撮影)2008.04.13 福岡市西区今津 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
  レンゲの花と瑞々しい草の緑と鳥の白。 平凡だなぁと思いつつも、ついつい写してしまう。
(撮影)2008.04.13 福岡市西区今津 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
 カリガネの周りにはアオサギ、ダイサギなどがうろうろ。 カリガネと違い、こちらは肉食。カエルやザリガニなどをさがし、ゆったりとした動作で歩く。
(撮影)2008.04.13 福岡市西区今津 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
 珍鳥の追っかけにあまり興味がなくなってから、観察した鳥の種類数(ライフリスト)はさっぱり増えていない。去年はフクロウ、その前はバライロムクドリだったか。。。こんな風に、初めて見た鳥のことをライファーというらしい。 ガンの本場の北日本でもごく少ない鳥で、福岡で見られるとは僥倖だ。
(撮影)2008.04.13 福岡市西区今津 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
  去年と同じ場所にさくらを見に行った。既に散り始めており、これが今年の見納め。 写真のほうは相変わらず、何のイメージも持たずただなんとなく写しただけ。反省。反省。
(撮影)2008.04.12 福岡県粕屋郡篠栗町 Nikon D40+AF-S VR18-200/3.5-5.6G
  和白の西側にある山の斜面に桜の木があり、毎年花が咲く頃に春の渡り鳥の季節を迎える。 鳥と桜をひとつの画面に入れたいと思ってきたが、なかなかうまくいかずに何年も過ぎた。 今年はほんの少しだけイメージに近づけたか。。。
(撮影)2008.04.12 福岡市東区和白 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ
 オオソリハシシギ、オバシギ、コオバシギの混群が飛ぶ。 ハマシギの統一の取れた群飛とは、また違った美しさ。
(撮影)2008.04.12 福岡市東区和白 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
  南の越冬地からこの和白にたどり着き、干潟の砂泥のなかに顔を突っ込んで、エサをさがす。 せっせと食べて、北極圏の繁殖地へ向かうための体力をつけねばならぬ。 ♪お前はどんぶりに顔突っ込んで♪なぜか中島みゆきの「蕎麦屋」という歌を思い出す。
(撮影)2008.04.12 福岡市東区和白 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
  この週末は久しぶりに和白でシギ・チドリの群れが見られたことや、今津にカリガネがいたりなどで、土日の二日間で約2,500カット撮りまくった。 和白でまともにシギ・チドリを見るのは二ヶ月ぶりくらい。 このブログの更新ネタも、来週くらいまでは安泰です。
(撮影)2008.04.12 福岡市東区和白 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
  待ちに待った春の渡りのシギたちが到着! 今日はオオソリハシシギ、オバシギ、コオバシギの約60羽の混群のなかにフラッグ付きのコオバシギがいました。 オレンジ色なので、オーストラリア・ヴィクトリア州での標識鳥でしょう。左足にメタルリングも付いています。 春の渡りは短期間で次々に移動していくので、来週にはもういないでしょう。 まずは来てくれてありがとう!というところです。
(撮影)2008.04.12 福岡市東区和白 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ+TC17EⅡ
 地面に這いつくばるようにして咲くタンポポを、地面に這いつくばって撮る。 腹ばいになると、風もあたらず暖かい。 なるほど、このタンポポのように、地面にペタッと咲くと春の暖かさをいっぱいに取り込めるというわけ。
(撮影)2008.04.05 福岡市東区和白 Nikon D40+AF-S VR18-200/3.5-5.6G
 この1週間くらいで、ツバメの数がずいぶんと増えた気がする。 ただいま巣材集めの真っ最中。夏鳥たちの子育ての季節到来である。
(撮影)2008.04.05 福岡市東区多々良川 Nikon D2H+AF-S500/4DⅡ

(撮影)2008.04.05 福岡市東区多々良川 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ
  日本で冬を越し、もうすぐ北の繁殖地へ向かうこの鳥とは、しばしのお別れ。 入れ替わりに南からやってきたツバメが、ツグミの周りを飛び交っている。
(撮影)2008.04.05 福岡市東区多々良川 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ
  干潟では春の渡り鳥は未だ来ずとも、植物たちは忘れずに春の花をつける。 十文字に咲いた花の濃淡はアップで見ると美しい。
(撮影)2008.04.05 福岡市東区和白 Nikon D40+AF-S VR18-200/3.5-5.6G
 めでたく天気予報は外れて、明るい春の日差しに満開の桜。 あまりにぴったりはまりすぎて、何やら坂口安吾の小説を思い出したくなるような。。。 万葉の昔から、花といえば桜のこと。満開の花の下で酒食をたしなむ。なんとも雅やかな日本人の風習であることか。   このようにチャンバラに興じる子どももいたりします(^^;)
(撮影)2008.04.06 福岡県粕屋郡新宮町 Nikon D40+AF-S VR18-200/3.5-5.6G

(撮影)2008.04.04 福岡市博多区竹下 Nikon D40+AF-S VR18-200/3.5-5.6G
会社の帰りに夜桜を写す。考えてみると昼間も夜もそれぞれに楽しめる花は、他にはそう見当たらない。 ASA感度を思いっきり上げて、手ぶれ補正レンズで撮る。 夜桜を手持ちで写すなど、フィルムの時代には考えもしなかった。 
(撮影)2008.04.05 福岡県粕屋郡新宮町 Nikon D40+AF-S VR18-200/3.5-5.6G
 雪のように咲いたナズナの中にいるところをイメージして撮ろうとするが、この鳥はどうも裸地に近いところを好むようで、なかなか思い通りの背景では写せない。
(撮影)2008.03.29 福岡県粕屋郡新宮町 Nikon D200+AF-S500/4DⅡ
  自宅近くの田んぼは、ナズナの花がびっしり広がっている。 雑草とあなどるなかれ、雪が降り積もるように咲く風情は他の花にはない美しさ。
(撮影)2008.03.29 福岡県粕屋郡新宮町 Nikon D40+AF-S VR18-200/3.5-5.6G
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